Shorty's Blog

December 1, 2008

STARLINGEAR

11月23日、原宿で行われた TRUNK SHOW DELUXE 1 に行ってきました!

デザイナーは、ご存知RYK=MAVERICK (リック)です。盛り上がってましたよ!

今回は、スターリンギアを取り扱うビヨンクールのウッチーこと内田君からお誘いを受けておじゃましました。

もともと、RYKとNASHさんは友人同士、ウッチーもK.K.N.やNASHさんのサーフィン仲間でもあります。

今年の8月にリックが来日した際に、雑誌の撮影をPUMPKIN SALLYで行っていたのです。

その時に、リックやジェシカ、通訳のドミニクと、みんなで食事に行ったりと、仲良くさせてもらってました。もともとカーガイのリックは、PUMPKIN SALLYも気に入ってくれました。

その雑誌が出来たので、先日ビヨンクールの佐藤さんが送ってくれました。 001.jpg

シルバーアクセ、発売中です。この中に、スターリンギアの特集が組まれてます。かなりカッコイイ仕上がりになってますよ。中身は書店で見てくださいね。

トランクショーの様子は、すでにNASHさんのブログで紹介されていますが、私も何点か写真を添えて報告します。

P1010364.JPG

入り口には、こんなバナーがお出迎え。

P1010367.JPG

会場時間より早めに着いたのですが、すでに行列が出来ていました。写真は会場してまもなくの様子。リックファン、スゴイです。

P1010385.JPG

マコトさんは、リックとコラボ。

P1010386.JPG

Mr.Gさんもコラボです。二人とも相変わらず忙しそうにブラシを走らせていました。

P1010382.JPG

ファンサービスをするリック。

P1010381.JPG

スターリンギアのアクセサリーに、サインやお客さんのリクエストされたものを彫るリック。整理券も発行されていて、忙しそうですが楽しそうなリックでした。

P1010363.JPG

自身のイベントを楽しむリックとドミニク。

P1010371.JPG

取材の合間のNASHさんと仕事中のウッチー。

P1010389.JPG

リックと弟分のシルバーブランドGUCHOのデザイナー、ナオシ君。ナオシ君はホットロッダーの予備軍で、ただいま準備中です!

P1010400.JPG

ロッタリー・パーティーを待つ人たち。抽選で当たれば、スターリンギアの商品やお宝がもらえます。

P1010407.JPG

こんな感じで抽選してました。スゴイ盛り上がり。

P1010414.JPG

イベント終了後、ビヨンクールのボスのはからいで、みんなで一緒に食事。

P1010415.JPG

リックとボス。ありがとうございました。凄く有意義で楽しい一日を過ごせました。

こんなイベントが出来るのは、リックの人柄によるものです。リックの作品に惹かれ、それを創っているリックにひかれていくのでしょう。

リックは、ファンを何より大切にしています。けして驕らず、威張ることもせず、ナチュラルに接してくれます。私が接している多くの影響力を持つ人たちや、リスペクト出来る人たちは、人間的にも尊敬できる人たちです。

口先では、何でも言えます。けして自分を大きく見せず、行動や結果で表してくれます。

結果を出すために、行動しています。

私も、私の尊敬出来る人も、自分の目で見て肌で感じ、声や音を聞き何かを創って行く。

そんな事が、自然と引き合うのかもしれません。

これからも、たくさんの頑張っている人たちと出会と思います。その時、自分が恥ずかしいと思わない様に、頑張ります。

だいぶ話がずれてしまいましたが、だれかと会った時、そんな事を思います。

たった一度の人生です。思いっきり行きましょう!嘘偽りなく、等身大の自分で。くだらないプライドは必要ないし、自分がやってきた事や出来る事が総てだと思っています。

私は、車の世界に住んでいます。多くの人と出会い、これからも車を創って乗って走って、五感を楽しみながらがんばりますよ。

 

 

 

 

November 28, 2008

I got a SKATEBOARD!!

11月21日、自由が丘にあるエムアンドスミスのストアマネージャーを勤める708くんの、シグネーチャー・デッキのセカンドモデルのリリースパーティーが、元住吉のパワーズ2で行われました。

私とNASHさんは、午後一番で自由が丘のエムアンドスミスに行き、708モデルのスケートボードをゲットし、組んでもらいました。

P1010343.JPG

自由が丘に'35FordPickとプッシーワゴンが並ぶ光景は、どこか不思議でした。

P1010344.JPG

限定品のため、一枚づつナンバリングをスタンプしてくれます。トラックやウィール、ベアリングなど708君が適切にアドバイスしてくれました。NASHさんと、違うセッティングで組んでもらったので、今度乗り比べしても楽しそうです。

P1010347.JPG

組みたてのスケートボードをテストするNASHさん。調子良さそうで思わず笑みがこぼれます。

 

P1010350.JPG

夕方から、パーティー会場のPowers2に移動。ここから写真がありません・・・・・

が、ナイスガイの708君の実力と人柄で、たくさんの人が訪れ、大変な盛り上がりでした。

しかし、みんなイイ笑顔とイイ目をしていたな〜。708君のスケート、カッコよかったな〜。

子供のころはスケートボードに憧れてやってたけど、なかなかうまくすべれなくて・・・・

新しくゲットした708君モデルのスケートボードで、けがをしない程度にたのしみます!


 

November 19, 2008

Steel&Aluminum Workshop

以前もお伝えしましたが、H.C.S.の翌週にPUMPKIN SALLYにて、Ron Covell氏による講習が行われます。
カスタムバイク・カスタムカーホットロッドの製作や、レストアには欠かせない、メタルシートからボディーパーツを作る技術です。
本場アメリカでも人気の講習で、名の知れたビルダー達も、彼の講習を受けている人は少なくありません。
そんなRonの講習が、日本で受けられます!しかも、通訳もバッチリです!
 
今からでも遅くありません。定員は27人、早めの予約お願いします。
 
みんなで一緒に学び、日本のカスタムシーンのクオリティーをあげて行きましょう!
 
これらの技術は、今後必要不可欠です。乗り遅れないうちに、一緒に勉強しましょう。
 
2008 Ron Covell Workshop in Japan
December 12, 13,
通訳:Satoko Mitsui
  
PUMPKIN SALLY
Odawara-City Kanagawa
 
 
Decembr 12th
Advanced Steel Workshop
メタルシートから、1934フォードのリアフェンダーを作る工程を、デモン
ストレーションしながら解説していきます。
ハンマーフォーミングやイングリッシュウイール・溶接・
トーチフォーミング・ワイヤーエッジ・マニュアルビードィングマシーン
などを使い、フェンダーの形を作り、エッジにリブを入れる工程です。
 
Decembr 13th
Advanced Aluminum Workshop
ミジェットレーシングカーのテールセクションを、アルミシートから製作する
デモンストレーションを行いながら解説していきます。
ストレッチ・シュリンキング・イングリッシュウイール・ドーミング
TIG、アセチレンでの溶接も行います。
 
日時:12月12・13日(土日)9:00〜17:00予定
場所:神奈川県小田原市田島14-1
   PUMPKIN SALLY
   TEL/FAX:0465-42-6996
 
費用:事前振込み 2日間¥40,000-(ランチ付き)
募集定員:27名
注:溶接面をご持参ください。
宿泊希望の方は、宿泊先ホテルをご紹介します。 
 
受講者は当日、Ron CovellのDVDが、割引で購入出来ます。
November 17, 2008

17th HOT ROD Custom Show #2

今年のH.C.S.には、もう一台PUMPKIN SALLY製作の車がエントリーします。

今回で2回目のエントリー、1955 Ford F-100 です。

P1020927.JPG

オーナーは滋賀県のDan君です。彼との付き合いは15年ぐらいになりました。

そんなDan君のF-100を紹介しましょう。

DSCF0020(1).JPG

Dan君のF-100は、8年ほど前にPUMPKIN SALLYで組み上げたF-100です。予算の都合で、フロントサスペンションのスワップと、エンジン・ミッション・リヤホーシングのスワップ・配線の引き直しに留めていました。

ほとんどトラブルも無く、6年乗りながらローンの返済と貯金をして、2006年に自分の満足するF-100へと造りなおしました。

2005_0403_191304AA.JPG

まずはチョップトップ。1955のF-100で、カッコイイチョップトップの車はごくわずか、自然で美しいチョップされた車を目指しました。

2005_0403_190857AA.JPG

検討の末、リヤウインドーはツメずにオリジナルのサイズで下にずらし、フロントを多めにカット、ルーフはワンオフで作り直すことになりました。

キャビンが完成して、サンドブラストをかけ終わったところです。

2005_0716_190757AA.JPG

他のボディーパーツも、サンドブラストをかけました。

2005_0716_190807AA.JPG

シャーシは、フロントはそのままカマロサスペンション。リヤをCノッチして、4リンクサスペンションに変更。4輪エアサスペンション化。

2002_0121_185204AA.JPG

ボディーを仮組みし、バランスをとって行きました。F-100はもともとフロントバンパーとフロントフェンダー前部が高くなっています。リヤもリヤフェンダー後部が高く、エアバックサスペンションを付けても、ランニングボード(ステップ)が着地しても、フロントバンパーとリヤ部分は全然落ちきりません。リヤの車高を高くしないと、フロントは低く見えない車です。

それを改善するため、ランニングボードとフロントフェンダー後部、リヤフェンダー前部を上に持ち上げ、サイドから見た車のアンダーラインを揃えました。これにより、水平に車高を落とした時に全体が低く見えるようになりました。

2002_0121_184916AA.JPG

無骨なリヤ部分も、リヤフェンダーのラインとベットを自然でスポーティーに見えるように加工しました。

55chop013419AA.JPG

塗装して組み付け。エンジンは、350をリビルとして載せました。

55chop085448AA.JPG

ランニングボード裏にあった燃料タンクは、ランニングボードを上に上げたため使えなくなりました。ベットの下にきっちり収まるように、ワンオフで燃料タンクを製作。

55chop013433AA.JPG

こうしてこの1955 F-100は造り直されました。バンパーもボディーよりにセットし、フード(ボンネット)はBM逆ヒンジ化。

P1020823.JPG

奇麗にアンダーラインがそろってすっきりまとまった1955 F-100 。

一見ただの奇麗なF-100ですが、オリジナルを重視しながら様々な部分を変更しています。

となりにオリジナルのF-100が並ぶと、どれほど違うか解ると思いますが、よっぽど詳しくなければチョップしている事さえ解らないと思います。出来るかぎりバランスを取り、違和感を与えない様に自然な感じに造りこんだ車です。

今まで雑誌で見たり、渡米してF-100が1000台も集まるイベントに行っても、ここまでバランスが良くシンプルだけどスマートでカッコイイ1955は見たことがありません。

私の中では、世界で一番カッコイイ1955 F-100です。

今年のH.C.S.に行かれる方は、是非このF-100をオリジナルと比べながら、よーく見てください。

もっとカッコイイ1955 F-100を見つけたら、教えて下さいね。

November 12, 2008

17th HOT ROD Custom Show

もうそんな季節が近づいて来ました。今年もエントリーさせて頂きます。

今年は、去年シャーシで持ち込んだ、1947キャデラック62です。スタッフの入れ替わりなどもあり、ずいぶん遅れてしまいましたが、ようやく形になったので持ち込もうと思っています。

今回は、そのキャデラックの作業などを簡単ですが紹介します。

1947Cad171757AA.JPG

ようやく本国で見つかり、PUMPKIN SALLYに届いた時の写真です。こんなです。しかし、こんな車を探していたのです!まずは、欠品が少ない事。探していたのはベース車です。すべてやり直しを前提としています。中途半端に奇麗な車は、ボディーの状態が解りません。嫌と言うほど散々な目に合ってきています。色を剥いだら穴だらけ、ボディーはベコベコ錆びだらけ。サンドブラストをかけると、見事なほどボディーがなくなって行く事も珍しくないのです。

出来るだけ薄っすらと錆び、腐ってはいないボディー。全体が薄っすら錆びていれば、パテはありません。色々な角度から見ると、ほぼストレートボディー。Goodです。

2年近く探したかいがありました。キャデラックマニアから購入しました。

1947Cad112951AA.JPG

作業開始。すべてバラシます。

1947Cad113011AA.JPG

フルオリジナルです。

1947Cad171919AA.JPG

ベースとしては完璧ですが・・・・スゴかったです・・・

1947Cad102413AA.JPG

どんどんばらして行きました。サンドブラストをかけるので、何一つ部品が付いていたら、底にはサンドブラストがかけられないのです。かけてはいけない部品も外しておかなければ、やられてしまいます。

47Cad0034.JPG

裏側のアンダーコートも剥がします。

47Cad0030.JPG

フレームも加工するので、全てのパーツを外しジグに寸法を取り固定。

今回は、オーナーの星野氏の希望で、ハイドロリクスを装着することになりました。が、PUMPKIN SALLYで普通のハイドロを組むわけにはいきません。しかも、この年式はまだサスペンション技術が確立される前のサスペンション。60年代以前のサスペンションは、不完全な設計です。かなりのメンテナンスを必要とし、現代のサスペンションシステムと比べると、粗悪品です。

 

fac034030AA.JPG

と言うことで、こんな風になりました。フロントフレームをワンオフ、リヤフレームもワンオフです。

フロント&リヤのサスペンションシステムは、'86コルベット(C4)を使いました。コルベットは、モノリーフサスペンション(1枚の板バネを横置き)ですが、コイルオーバーサスペンションを4本使い、4輪独立にし、以前から温めていたハイドロリクスシステムを使い、車高調整を可能にしました。しかも、ワイヤーホイールを着けられるように、フロントは2インチナロード。ボディーを仮組みし、寸法を測りホイールに合わせてフレームを製作していきました。

07Hcs020(1).JPG

組みあがったフロントサスペンション。ポリッシュしたC4コルベットのアッパー&ロアアームにコイルオーバーサスペンションをセットし、コイルオーバーサスペンションのフレーム取り付け部が、油圧シリンダーによって上下し、車高の調整が可能になっています。利点は、サスペンションの機能を崩さずハイドロリクスが付けらられる事と、どこも無理をしていないので、ローライダーが悩まされている油圧シリンダーの故障 がほぼ無いことです。

07Hcs007(1).JPG

リヤも同様に、アームを介してコイルオーバーの取り付け部が油圧によって上下し、車高調整が可能になっています。サスペンションは、ワンオフフレームにC4コルベットの独立サスペンションをポリッシュしてセットしています。

07Hcs006.JPG

2007 H.C.S.にて、このサスペンションシステムが世界で始めて創られたハイドロリクスサスペンションシステムとBEAN BANDIT'Sに言われ、賞まで頂くことが出来ました。

P1000911.JPG

ボディーを乗せる前のコンプリートシャーシです。エンジンはコルベットのL98をリビルとし、ミッションは700R4をセット。エクゾーストも引きワンオフの燃料タンクも乗せました。油圧ラインは、だらしないホースはシリンダーから5インチ程度しか使わず、その他は全てステンレスパイプで作りました。

 

P1000903.JPG

fac033943AA.JPG

ボディーは、サンドブラストで可能なかぎりの錆を取り除き、オリジナルを基本に組み上げて来ました。

P1000907(1).JPG

シャーシと、これから乗るボディー。

P1000922.JPG

ようやく乗ったボディー、オーナーの星野氏も手伝ってくれました。

何年も待ち、少しづつ完成に近づく世界に一台の、自分のためだけに造られて行く車を実感していました。

P1010157.JPG

組み付け作業が進んでいきますが、普通では考えられないほど、様々な部品が手作業のワンオフで 作られ、組まれています。フレーム・マウント類・ラジエター・ブレーキペダル・フューエルタンク・フェンダースカート e.t.c....

P1010110.JPG

P1010126.JPG

P1010085.JPG

色々な物が手作業で、この車のために作られました。皆さんが気づかない所にもたくさんのワンオフ部品が使われています。気づかれなければ、良く出来た証拠ですね。売っている部品と間違われるのが、喜びです。

PUMPKIN SALLYでは、日ごろこんな仕事をしています。このキャデラックも試乗を重ね、詰めて行きます。フレームから造れると、無理する箇所も無く完成度の高い車が出来るので、ビルダーとしてはやりがいがあります。

私は、私たちがこの世を去っても、後世に残る車をたくさん造りたいと思っています。

100年いや200年PUMPKIN SALLYが造った車が残るように。

H.C.S.で展示させてもらいます。

もちろん、自走で!

前の5件  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  
Profile
Shorty

カービルダー。
本名:佐藤 剛
20歳でオールドアメリカンに魅せられ技術を習得。
1997年PUMPKIN SALLYを設立。
“走れない車は、車ではない”を信念に、車製作から修理まで車にかかわることを総てこなす。





携帯ver
Now Loading...
Category
  1. Customer [5]
  2. Factory [24]
  3. Pinstrip [4]
  4. SK8 [2]
  5. SURFIN [14]
  6. Shorty's Voice Blog番外編
  7. Shortyあれこれ [12]
  8. U.S.A. [2]
  9. その他 [2]
  10. イベント [42]
  11. カテゴリを追加 [1]
  12. 自己紹介 [1]
Archive