今、フレーム交換中の1930 Ford Pick UP です。昨年事故してしまい、かなりのダメージを受けてしまったんですが、フレームを造り直しもうスグ完成!フロント部分とリヤをキックアップして、車高を低くすることになりました。元々、4気筒の軽い車ですが、V8エンジンを載せるため、補強は欠かせないんです。昔と違い、ビックエンジンに油圧ブレーキで武装していますから、そのままのフレームではもつわけがないのです。
当然、寸法の計測や、スタイリング、サスペンションの取り付け位置などもすごく重要ですが、今回は普段使っている機械を紹介しましょう!
コッターマシンです!ブラケットや、フレームをBoxingする際に、厚い鉄のいたを自由にカット出来るんです。良い刃を使えば、アルミやステンレスなどもサクサク切れます。切り口が綺麗なので、切った後の修正がほとんどいりません。
写真は、この車のリヤリーフスプリングブラケットです。こんな部品も楽に出来るので、もう手放せません。
こちらは、TIG溶接機、しかも水冷式。上に乗っているのは水のタンクとポンプです。アークとアルゴンガスを使って溶接します。金属を奥まで溶かして溶接出来るので、フレームや強度の必要な所の溶接には欠かせません。一般的なアークやMIG溶接では、どんどん溶接部分の上にビートが盛り上がり、しっかりと溶接出来ていないことが良くあるんです。綺麗なビートを作れるのも良い所です。私は、その中でもかなり強力な機会を好んで使っています。能力に余裕がないと、イライラしますから。ステンレスやアルミの溶接も出来ちゃいます。TIGで溶接した部分はしたの写真です。
深く溶けて溶接出来るので、盛り上がらずにしっかりと溶接出来るんです。
まだまだ、色々な機械や工具を普段使っていますので、また紹介します。