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The aspect of the now factory !

今年もPUMPKIN SALLYは動いています。

地味ですが、毎日。

PUMPKIN SALLYの製作した車に乗りたいと、オーダーして頂いたカスタマーのために。

錆やほこり、オイルにまみれてます。

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Kit Car はなるべく造らないように。

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誰もが嫌がる作業が続きます。

 

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限られた予算の中で、なるべく良いものを造りたい。

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オリジナルの当時物のパーツと、Newパーツ、プラスPUMPKIN SALLYの作り出す、PUMPKIN SALLYオリジナルのパーツを、程よくミックスしてバランス良く。

全てがニューパーツでは、オールドカーではない。

全て古いパーツでは扱いずらく、気持ち良く安心して走れない。

全て買えるパーツでは、つまらない。

余りに限られた予算では、良いものは出来ない。

毎日が時間と疲労、理想と現実の戦いです。

17th HOT ROD Custom Show #2

今年のH.C.S.には、もう一台PUMPKIN SALLY製作の車がエントリーします。

今回で2回目のエントリー、1955 Ford F-100 です。

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オーナーは滋賀県のDan君です。彼との付き合いは15年ぐらいになりました。

そんなDan君のF-100を紹介しましょう。

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Dan君のF-100は、8年ほど前にPUMPKIN SALLYで組み上げたF-100です。予算の都合で、フロントサスペンションのスワップと、エンジン・ミッション・リヤホーシングのスワップ・配線の引き直しに留めていました。

ほとんどトラブルも無く、6年乗りながらローンの返済と貯金をして、2006年に自分の満足するF-100へと造りなおしました。

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まずはチョップトップ。1955のF-100で、カッコイイチョップトップの車はごくわずか、自然で美しいチョップされた車を目指しました。

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検討の末、リヤウインドーはツメずにオリジナルのサイズで下にずらし、フロントを多めにカット、ルーフはワンオフで作り直すことになりました。

キャビンが完成して、サンドブラストをかけ終わったところです。

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他のボディーパーツも、サンドブラストをかけました。

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シャーシは、フロントはそのままカマロサスペンション。リヤをCノッチして、4リンクサスペンションに変更。4輪エアサスペンション化。

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ボディーを仮組みし、バランスをとって行きました。F-100はもともとフロントバンパーとフロントフェンダー前部が高くなっています。リヤもリヤフェンダー後部が高く、エアバックサスペンションを付けても、ランニングボード(ステップ)が着地しても、フロントバンパーとリヤ部分は全然落ちきりません。リヤの車高を高くしないと、フロントは低く見えない車です。

それを改善するため、ランニングボードとフロントフェンダー後部、リヤフェンダー前部を上に持ち上げ、サイドから見た車のアンダーラインを揃えました。これにより、水平に車高を落とした時に全体が低く見えるようになりました。

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無骨なリヤ部分も、リヤフェンダーのラインとベットを自然でスポーティーに見えるように加工しました。

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塗装して組み付け。エンジンは、350をリビルとして載せました。

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ランニングボード裏にあった燃料タンクは、ランニングボードを上に上げたため使えなくなりました。ベットの下にきっちり収まるように、ワンオフで燃料タンクを製作。

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こうしてこの1955 F-100は造り直されました。バンパーもボディーよりにセットし、フード(ボンネット)はBM逆ヒンジ化。

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奇麗にアンダーラインがそろってすっきりまとまった1955 F-100 。

一見ただの奇麗なF-100ですが、オリジナルを重視しながら様々な部分を変更しています。

となりにオリジナルのF-100が並ぶと、どれほど違うか解ると思いますが、よっぽど詳しくなければチョップしている事さえ解らないと思います。出来るかぎりバランスを取り、違和感を与えない様に自然な感じに造りこんだ車です。

今まで雑誌で見たり、渡米してF-100が1000台も集まるイベントに行っても、ここまでバランスが良くシンプルだけどスマートでカッコイイ1955は見たことがありません。

私の中では、世界で一番カッコイイ1955 F-100です。

今年のH.C.S.に行かれる方は、是非このF-100をオリジナルと比べながら、よーく見てください。

もっとカッコイイ1955 F-100を見つけたら、教えて下さいね。

Under Hood Emblem and Fuel Tank

もう、9月も終わり? おー !

相変わらず、色々な事をしています。はい、もちろん仕事もしていますよ!

Blogでは、あまり仕事は取上げていませんね。私的には、ライフスタイルや楽しい事を紹介して行きたいのです。

仕事をしてるのは当たり前ですからね。BlogでHow toやってもしょうがないので。

ですが、あまり何もしてないと思われるのもなんなので・・・・

 

今回は、エンブレムやヒューエルタンクを作ったので紹介しましょう。

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ある場所にエンブレムが欲しい、しかし売っているエンブレムでは、フィットしない・・・よし、作ろう!

クローム加工に出すほど予算も無いので、ステンレスでポリッシュフィニッシュ!バンドソーで切り出し。

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切り出したら、角度をつけるため、削る削る!

形を整え、ポリッシュ!

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こんな感じ、最後にポリッシュ!ステンレスだと、物に合わせて曲げられるから便利ですね。

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今回は、予算の都合でステンレスやアルミは使いません。スチールです!こちらも、既製品ではいまひとつ。どうしても取って付けた感じの仕上がりになり、車として自然な仕上がりになりません。ワンオフの車です!シャシから造った車なので、既製品を付けたら台無し。やはり目指すはメーカーから出た様な、自然な仕上がりの車です!初めから有った様な。予算が限られているため、あまり手はかけてはいけないのですが、譲れない所は譲れない。アメリカでは億の予算で車が製作されています。いつか好きなだけ時間と技術を予算にとらわれず注ぎ込んだ車が造りたい。

いかん!ヒューエルタンクのレポートだ。寸法を取り、内容量の計算をして、完成図を思い描きます。

型紙を作り、シートメタルをカット。

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カクンッと折ってあると、自然さが失われるし、強度的にもペコペコしたり、厚板も重いしブコツだしNG良い事有りません。

自然な美しい丸み・・・・良い感じだ。

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強度を出すためにリブを入れていきます。

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リブの強度と仕切り版の強度。ガソリンのタップンタップンとした寄りも抑えられます。

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サイドも両側塞ぎ、あとは取り付けステーとパイプ類を付ければ完成!

色を塗れば、純正?みたいな。

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そういえば、ラジエターもワンオフで造ってました。写真を撮り忘れてました。

こちらが完成品。型紙から起こして、切って叩いて溶接して出来た物。

ピッタリ!純正?みたい。

PUMPKIN SALLYが造った車は、こうしたあたかも純正部品の様な自然に見える部品が色々な所に使われています。売ってない部品。よっぽど部品の知識がないと、売っているものか純正部品かワンオフ部品か判りません。

だれかわかる人はいるかな?

わかってくれず、誰にも指摘されない部分が非常に多いです。でも、ここ造ったよーどう???カッコイイ???と言う部分より、誰かわかるツーな人はいないかな?みたいなのが楽しいかな。

違和感が無くて、ハンドメイドとは思わないって事ですから、最高のほめ言葉かも。

少しはわかって欲しいかな・・・・・やっぱり。

 

Big Block Chevy

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久しぶりに、BIG BLOCK Chevy をばらしました。

良いエンジンに組み上げたいです。

どんなセッティングで組み上げようかな?

圧縮は?   クランクは?  カムシャフトは?  

ポートやヘッドに手を着けようかな?

どうしよう・・・・

楽しいですね。

働いています。

最後にサーフィンしたのは、確か去年の11月? もういつ行ったか忘れました。

PUMPKIN Sally は、いろいろな仕事をしています。

あえて取ってきた仕事ではないのですが、現在の工場にはこんな車たちが入庫しています。

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PUMPKIN Sally で3年前に販売したフィアットです。ドライブシャフトのスプラインが崩れ、走行不能になってしまいました。エンジンを下ろし、ミッションを外し、デフをばらしてドライブシャフトを交換するのですが、デフのリングギヤのダメージも発見してしまいました・・・

普段通勤で使っているので、早めに直します。待ってて下さい青木さん。

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320CEです。車検を頼まれました。このベンツのオーナーは、昨年車検整備をさせていただいたメトロポリタンのオーナーで、このベンツをファーストカーとして使っています。

メトロポリタンの修理で信頼を頂き、ベンツの車検と修理も任されることになりました。

メカニックとして嬉しいかぎりです。多くのお客さんは、遠方から時間とお金を使ってでも、PUNPKIN Sallyに車を持ち込んでくれるのですから、毎日真剣勝負です。

私は、アメリカ車が大好きで、アメリカ車をメインに仕事していますが、車と考えればどの国の車も車です。アメリカ車だけしか直せないメカニックになりたくないのです。実は知り合いの紹介などで、結構いろいろな車を修理しています。時間がたくさんあれば、もっと色々な車をさわってみたいのですが、紹介以外の車をさわる事は難しいのが現実です。

しかし、アメリカ車だけでも全年式、全メーカーの修理や車検をこなしているので、これだけでもかなり大変です。いつまでたっても勉強勉強です。

とても全ての車のデーターを頭に入れることは出来ないので、すべて理屈で考えます。そうしていくとおのずと答えが見えてきます。車や機械の原理を理解しておけば、さほど難しいことではないと思っています。

さあ、頑張ろう!

次の予約の車製作も始めなければ・・・

海にイキてー!

 

 

 

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Profile
Shorty

カービルダー。
本名:佐藤 剛
20歳でオールドアメリカンに魅せられ技術を習得。
1997年PUMPKIN SALLYを設立。
“走れない車は、車ではない”を信念に、車製作から修理まで車にかかわることを総てこなす。





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