Shorty's Blog

December 3, 2007

Yokohama HOT ROD CUSTOM SHOW 2007 #1

お疲れ様でした。お手伝いしてくれたみんなも、ありがとうございます。

PUMPKIN SALLY ・スタッフ & Shorty のHot Rod Custom Show が終わりました。

全体のイベントレポートなどは、公式H.P.などで御覧ください。

さあ、今年はいろいろな意味で有意義なイベントになりました。

まずは、今回持ち込んだ車たちを、紹介しましょう!

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1930 Ford Pick UP です。盛岡の佐々木さんの車です。フレームからのリメイクで、大幅に違うイメージで仕上げました。このBlogで紹介したラジエターは、この車のものです。フレームを、Zingし、車高を落として、エンジンスペースをストレッチ。フロントサスペンションは、4バーからヘアピンタイプのステンレスに変更。リヤは、フレームをキックアップさせ、コイルオーバー&トライアングルサスペンションから、モデルAのリーフ&ステンレス4バーを。トライアングルでセットアップ。ベットレスのスタイルを選択しました。モーターは、リビルト。トランスは、TH350から4Speed A/T に変更し、高速道路移動の快適化を実現しました。Showの2日前に組み上げ、エンジンに火を入れました。当日は自走でエントリー。クイックでパワフル&スムースな走りでした。4月に納車予定です。                             

Cool !賞を頂きました。

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1947 CADILAC 4Door は、小田原在住の星野氏のオーダー車両です。今回は、シャーシーでのエントリー。ローライダーとストリートロッドの融合です。ハイドロリクスのセットアップで、新たな機構です。長年温めていた構想を、今回形にしてみました。

 今回まさかの嬉しいハプニング!BEAN BANDIT'S PICK を頂けました。通常、賞は大体フィニッシュしている車が主ですが、シャーシーのみで何の車だかわからないこの車での受賞に驚きました。当日何度かDan WsldropとJulio がシャーシーを見にきていました。いくつかの質問を受け、答えていると、「きっとこのサスペンションはコピーされるよ」と言ってきました。私自身も、見たことが無いし、私の頭の中で考えたサスペンションシステムを形にしたものだから、どこにも無いのは当然です。少し解りにくいけど、かなりシンプルなサスペンションです。色々なヒントなどはありますが、なぜか誰も造っていなかったんです。 Dan Waldrop が、「イチバン!!」一番初めに造られたシステムだと言ってました。 Hollywood Hot Rod Award を頂いた時もそうですが、実際に車をビルドアップしている人たちに理解してもらえて、選んで貰える事は、一ビルダーとして認められた感があって、非常に嬉しい事です。 このシャーシーのスペックですが、1947キャデラックのフレームを、センター部分だけ使っています。 フロントは、ワンオフフレームに’86コルベットのフロントサスペンションを4インチナロードしてセットアップしました。横置きモノリーフは使わず、コイルオーバーをセットし、コイルオーバーの取り付け支点を上下できるように、アームと油圧シリンダーを造り、組上げました。リヤサスペンションもコルベットのアルミインディペンデットサスペンションを使い、フロントと同様、ハイドロリスクをセットアップしました。

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1935 Ford Pick UP おなじみかな?私の車です。まだまだやりたいことだらけですが、今回はキャブレターをトライキャブに変更してのエントリーです。誰か気が付いてくれましたか?インテークをポリっシュして、大急ぎでセットアップして行きました。セッティングも出来ずに走って行ったので、調子は今ひとつ・・・・・  これから煮詰めて、また元気に走ります。ショー会場でピンストライプも入れてもらいました。

07HCS033.JPG 1929 Ford 2Door Sedan 北島氏がエントリーなんとこの日、次のオーナーに引き渡されました。      大事に乗ってあげて下さい。

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次回は、スクラッチに入れてもらったピンストライプの紹介をします。

 

December 2, 2007

HOT ROD Custom Show 無事終了!

お疲れ様でした!

疲れましたが、今年も無事終わることが出来ました。

皆さん、ありがとうございました。

今年も、いろいろな事がありました。

多くの方々とも、たくさんお話出来たり、出会いもあり、楽しく過ごせました。

忙しくも有意義な一日でした!

近日中にアップします。

お疲れ様でした。

November 26, 2007

HOT ROD Custom Show 2007

今年も、この季節がやって来ました。

あっという間の一年でしたね〜。

今年も、PUMPKIN SALLYはエントリー致します。     ハイ。

今年のエントリーは、以下の4台を持ち込みます。

・1935 Ford Pick UP     Rat Island  私の所有物、今年ももって行きます。

・1928 Ford 2Door Sedan    Rat Island  北島氏が、今年もエントリーします。

・1930 Ford Pick UP   佐々木氏のPick Up が、復活してエントリー。大幅に造りなおしました。

・1947 CADILAC 4Door 星野氏に依頼を受けて、製作している車です。

1947キャデラックは、今年完成予定でしたが、製作が遅れシャーシーだけでエントリーします。

PUMPKN SALLYでは、初めてのハイドロリクス装着車です。前後共にコルベットサスペンションを組み込み、車高調整出来る様、ハイドロリクスを組んでいます。ローライダーショップではなく、HOT ROD SHOPが製作しているローライダーを、持ち込みます。今回は、シャーシ展示なので、その構造などは見やすくなっています。

今年も、YOKOHAMAでお会いしましょう!

November 20, 2007

冬が来ました。

もうすぐ12月です。寒くなりましたが、相変わらず忙しく過ごしています。

私が大事に育てているパームツリーも、冬の準備をしておきました。今年はさむくなりそうです。

’35Pickにもウインドーガラス入れたい・・・・・

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バタバタしながらも、ハードコアR&KのShorty’s Voice原稿を書き終わりました。

これから、NASHさんと鵠沼に行って来ます。

捜さないで下さい・・・・・・

November 14, 2007

ラジエター

すっかり更新をサボっていました。はい、海にも1ヶ月以上入っていません。入れません。

久しぶりなので、たまにはビルダーらしい事でも載せておきましょう。

今頃こんな事をしているようではいけないのですが、ワンオフラジエターを作ったので、ご紹介です。

はい、今回も真鋳でのラジエター製作です。

まずは、いつもの様に紙型を作り、真鋳板をカットします。

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アッパータンク、ロアタンク、共に3ピースで作ります。

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切り取った真鋳板の、トップに当たる部分を左右折り曲げます。強度と見た目を両立させるため、アールをつけておりまげます。このあと溶接で組み立てますが、やはり強度を保つため、角での突合せ溶接しないために、この様な加工が必要になります。折り曲げたあと、シュリンカーで絞り紙型の形に合わせていきます。

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真鋳溶接をしたあと、溶接面を綺麗にします。これで、アッパータンクが完成しました。アールもつけ、角で溶接していないので、仕上がりもスマートで強度も確保出来ます。

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ロアタンクも同じように作り、ラジエターの形になりました。ラジエターは、アッパータンクとコアなどのパーツは、ハンダで組み立てられるので、ハンダより融点の高い温度の溶接で、パーツを作る必要があります。銀蝋やその他何種類か有りますが、確実で綺麗なのは同じ材質の真鋳です。サンディングすると、溶接箇所もわからなくなります。

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もう1つのパーツ、ラジエターの骨組みであるサイドサポート。これがなくては、強度は保てないし、なにより取り付け出来ません。スチールのシートパネルから切り出し、強度を出すため左右折り曲げ、センターにプレスラインを入れておきます。上下はタンクにハンダ付けするため、磨きます。

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完成したパーツを、ハンダで仮組みしました。’32グリルにきっちりはまります。このグリルは、オリジナルサイズを、車のスタイリングに合わせ、セクショニングしてあります。ワンオフでのラジエター製作は、ラジエターの取り付けや、サイズ、形を気にしないで、自由に車をデザイン出来るので重要な作業の1つです。

さあ、これで自由なデザインで、しかもグリル内最大限の効率で、何時間の渋滞でも耐えられるHot Rodになります。

久しぶりの更新で、少しビルダーらしいい事を載せてしまいました。

また働きまーす。

海に行きてー!

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Profile
Shorty

カービルダー。
本名:佐藤 剛
20歳でオールドアメリカンに魅せられ技術を習得。
1997年PUMPKIN SALLYを設立。
“走れない車は、車ではない”を信念に、車製作から修理まで車にかかわることを総てこなす。





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