Yokohama HOT ROD CUSTOM SHOW 2007 #1
お疲れ様でした。お手伝いしてくれたみんなも、ありがとうございます。
PUMPKIN SALLY ・スタッフ & Shorty のHot Rod Custom Show が終わりました。
全体のイベントレポートなどは、公式H.P.などで御覧ください。
さあ、今年はいろいろな意味で有意義なイベントになりました。
まずは、今回持ち込んだ車たちを、紹介しましょう!
1930 Ford Pick UP です。盛岡の佐々木さんの車です。フレームからのリメイクで、大幅に違うイメージで仕上げました。このBlogで紹介したラジエターは、この車のものです。フレームを、Zingし、車高を落として、エンジンスペースをストレッチ。フロントサスペンションは、4バーからヘアピンタイプのステンレスに変更。リヤは、フレームをキックアップさせ、コイルオーバー&トライアングルサスペンションから、モデルAのリーフ&ステンレス4バーを。トライアングルでセットアップ。ベットレスのスタイルを選択しました。モーターは、リビルト。トランスは、TH350から4Speed A/T に変更し、高速道路移動の快適化を実現しました。Showの2日前に組み上げ、エンジンに火を入れました。当日は自走でエントリー。クイックでパワフル&スムースな走りでした。4月に納車予定です。
Cool !賞を頂きました。
1947 CADILAC 4Door は、小田原在住の星野氏のオーダー車両です。今回は、シャーシーでのエントリー。ローライダーとストリートロッドの融合です。ハイドロリクスのセットアップで、新たな機構です。長年温めていた構想を、今回形にしてみました。
今回まさかの嬉しいハプニング!BEAN BANDIT'S PICK を頂けました。通常、賞は大体フィニッシュしている車が主ですが、シャーシーのみで何の車だかわからないこの車での受賞に驚きました。当日何度かDan WsldropとJulio がシャーシーを見にきていました。いくつかの質問を受け、答えていると、「きっとこのサスペンションはコピーされるよ」と言ってきました。私自身も、見たことが無いし、私の頭の中で考えたサスペンションシステムを形にしたものだから、どこにも無いのは当然です。少し解りにくいけど、かなりシンプルなサスペンションです。色々なヒントなどはありますが、なぜか誰も造っていなかったんです。 Dan Waldrop が、「イチバン!!」一番初めに造られたシステムだと言ってました。 Hollywood Hot Rod Award を頂いた時もそうですが、実際に車をビルドアップしている人たちに理解してもらえて、選んで貰える事は、一ビルダーとして認められた感があって、非常に嬉しい事です。 このシャーシーのスペックですが、1947キャデラックのフレームを、センター部分だけ使っています。 フロントは、ワンオフフレームに’86コルベットのフロントサスペンションを4インチナロードしてセットアップしました。横置きモノリーフは使わず、コイルオーバーをセットし、コイルオーバーの取り付け支点を上下できるように、アームと油圧シリンダーを造り、組上げました。リヤサスペンションもコルベットのアルミインディペンデットサスペンションを使い、フロントと同様、ハイドロリスクをセットアップしました。
1935 Ford Pick UP おなじみかな?私の車です。まだまだやりたいことだらけですが、今回はキャブレターをトライキャブに変更してのエントリーです。誰か気が付いてくれましたか?インテークをポリっシュして、大急ぎでセットアップして行きました。セッティングも出来ずに走って行ったので、調子は今ひとつ・・・・・ これから煮詰めて、また元気に走ります。ショー会場でピンストライプも入れてもらいました。
1929 Ford 2Door Sedan 北島氏がエントリーなんとこの日、次のオーナーに引き渡されました。 大事に乗ってあげて下さい。
次回は、スクラッチに入れてもらったピンストライプの紹介をします。