Ron Covell Workshop in Japan
先週の13・14日、PUMPKIN SALLYにて以前から告知していた、メタルワークの伝道師。
Ron Covell先生による、メタルワークの講習が、無事行われました。
昨年は、初心者も対象に基礎的な講習内容でしたが、今年はより実践的な内容でしたよ!
今回も、本場の技術を生でみながら習得しようと、多くの受講生が集まりました。やっぱりバイク関係の人が多いですね。最近の業界を象徴しているようでした。バイクの人は、技術に貪欲で常に自分の技術を向上させようと熱心でした。
今回の一日目は、予告通りスティールのメタルシートから1934Fordのリヤフェンダーを製作しました。
通訳の三井さんを介して、ロンが丁寧に解説してくれました。DVDとは違い、実際の現場ならではの説明です。ポイントポイントで、質問があるか聞いてくれ、みんなも納得しながら進んで行きました。
サンドバックとドーリーなど、手工具で作る方法や、イングリッシュウィールの使い方まで丁寧に教えてくれました。
実際工具を買っても、オートメーションではないので自分で、使えるようにならなければ駄目です。
正直、イングリッシュウィールなどは、自分の考えた形になるまでは、かなりの練習を積まなければ、無理なのです。
今回の受講生も、色々とヒントを貰った人も多いはずです。
さすがRon先生。丁寧に説明しながらも、ほぼフェンダーを一日で形にしました。
二日目は、アルミニュウムのパネルから、ミジェットカーのリヤセクションを作る講習です。
アルミの材質や、焼きなましの方法と、丁寧に説明してくれました。
受講生も真剣です。食い入る様にロンの手先に集中していました。
Ron先生。TIGでアルミ溶接と、アセチレンによる溶接を実践しながらコツを教えてくれました。
みんな真剣です!こんな感じで見つめます。
仕上げを行うRon先生。この途中でも色々な工具ややり方を説明してくれました。
ほぼ仕上げられたリヤセクションの片側。フェンダーもそうですが、ほとんどの技術が盛り込まれているので、この辺が出来るようになれば、ほぼ一人前です。
出来上がったパーツと、受講生の集合写真。これから良い物を創る人たちです。
ロン先生と通訳の三井さん。お疲れ様でした。
最後はみんなロン先生と記念撮影したりサインを貰ったり、さすが巨匠。
こんな感じで、今年の講習も良い形で終わることが出来ました。アメリカに行かずに、通訳付きでロン先生の講習が受けられるなんて、良い時代です。
こんなチャンスを逃さなかった人と、逃した人ではこの先大きな開きが出てくるような気がします。
私自身も、普段イングリッシュウィールや、サンドバック、エアハンマーその他色々な工具を使いながら、色々な物を創っていますが、実際に目の前でロンの技術を見て、勉強になりました。
DVDも当然良いですが、目の前で説明してくれたり、質問に答えてくれたり、現場にはかないませんからね。
最後に宣伝です!
PUMPKIN SALLYでは、ロン・コーベルのDVDを各種販売しています。
興味のある方は、お電話下さい。TEL 0465-42-6996
また来年も講習をするかも知れませんよ。興味が有って、見送った人!
チャンスは掴みましょう!あなたの未来が変わるかも・・・・